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排水トラップの種類と役割を解説します。

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排水トラップの種類と役割を解説します。

排水トラップの種類と役割を解説します。

2026/04/09

建物の排水設備には必ず「トラップ」という部材が使われています。

普段あまり意識されることはありませんが、この小さな構造があるおかげで、

・下水の臭いが室内に入らない
・害虫が侵入しない
・衛生的な環境が保たれる

といった重要な役割を果たしています。

今回は排水トラップの種類と仕組みについて解説します。

 


 

排水トラップの役割とは?

 

排水トラップの役割はシンプルです。

水をためて空気を遮断すること

この水のことを

 

封水(ふうすい)

現場では水封と呼ばれることもあります

 

と呼びます。

この封水があることで、

下水管の臭気
害虫
空気の逆流

を防いでいます。

つまり、トラップは建物の衛生を守る重要な装置です。

 


 

 

排水トラップの種類

 

建物には用途に応じてさまざまなトラップが使われています。

代表的なものを紹介します。

 


 

 

ワントラップ

もっとも基本的な構造のトラップです。

床排水などに多く使われます。

椀(わん)と呼ばれる部材で封水を形成します。

構造がシンプルなため、

・点検しやすい
・清掃しやすい

という特徴があります。

 


 

逆ワントラップ

ワントラップを逆向きにした構造です。

洗濯排水などで多く使用されます。

(次項で説明します。)

封水が確実に確保されやすく、臭気対策として有効です。

 


 

洗濯パン用トラップ

洗濯機置場に設置されるトラップです。

内部には

 ・封水筒

 ・消泡筒

などの部材が組み込まれています。

洗濯排水は勢いが強く洗濯洗剤等の泡も発生するため、

それに対応した構造になっています。

 


 

 

ボトルトラップ

洗面器の下によく使われるトラップです。

見た目がすっきりしているため、

デザイン性が求められる場所

によく採用されます。

 


 

 

ドラムトラップ

古い建物で見かけることが多いトラップです。

封水量が多い特徴がありますが、

現在は清掃性の理由などから使用される機会が減っています。

改修工事の現場ではよく出会う設備です。

 


 

Pトラップ

洗面器や流し台などでよく使われます。

壁排水の場合に採用されることが多く、現在の住宅でも一般的な構造です。

 


 

Sトラップ

床排水で使用されるトラップです。

 


 

Uトラップ

比較的シンプルな構造のトラップです。

正直あまり見たことがありません。

汚れて詰まりやすいのでやむをえない場合に使用することがあります。

 

封水の基本構造として理解しておくと、他のトラップの仕組みも理解しやすくなります。

 


 

現場では「トラップ」が原因のトラブルも多くあります

 

例えば:

  ・臭いがする

  ・ゴボゴボ音がする

  ・水の流れが悪い

  ・封水がなくなる

こうした症状の原因がトラップであることは少なくありません。

設備の仕事は、

壊れている部材を交換するだけではなく

なぜその症状が起きているのかを考える仕事でもあります。

 


 

 

営繕の仕事は「仕組みを理解すると面白くなる仕事」です

 

排水トラップは小さな部材ですが、

・構造

・用途

・施工方法

・不具合の出方

すべてに意味があります。

 

こうした仕組みを理解できるようになると、

現場での判断力が大きく変わってきます。

 

当社でも未経験からスタートしたスタッフが、

現場経験を通して少しずつ設備の仕組みを理解できるようになっています。

 

営繕の仕事に興味がある方は、

ぜひ一度仕事内容も見ていただければと思います !

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